物語

D坂の殺人事件

密室トリック

主人公は大学を卒業したばかりの高等遊民。

彼は探偵小説が好きで、同じく人間犯罪について興味を持つ明智小五郎と懇意になる。

ある日、D坂にある古本屋の麗しき細君を一目見ようと通りを挟んだ喫茶店でアイスコーヒーを飲みながらぼんやりしていると、奥の異変に気づく。

喫茶店にやってきた明智小五郎はその細君の幼馴染だという。

二人は様子を見に古本屋へ入っていくと、奥で細君が絞め殺されているのを発見する。

 

やがて名探偵と言われている小林刑事がやってきて捜査するが手がかりは見つからない。

二人は互いに推理し実地調査を行い、ある日明智小五郎の家で自分の推理を話し合う。

外面的、物質的推理に対する人間のあて推量、思い込みの不用意さが示され、明智小五郎による内面的、心理的な推察が披露され、事件の姿が露わにされる。

 

想像と推理、分析はどう違うのだろう。

自分の思い込みから誤った推理を推し進めた主人公はいつどこで何を見逃したのか。

私はまだまだ探偵になるには勉強が足らない。

名探偵になる日は遠い。

探偵

ところで私も探偵小説が書きたいのだがどんな探偵が魅力的だろうか。

やはりまず「変人」であること。

しかしひとことで変人と言ってもいろいろあるし、どう考えればいいのだろう。

つまり、なぜ彼が探偵をしているのか、という部分を考えた方がいいのだろうか。

 

明智小五郎は「人間の研究をしている」と言っている。

火村英生は「人を殺したいと思ったことがあるからだ」と言っている。

私の探偵はいったいどうして探偵なんてしているのか。

何かきっかけがあったはずだ。

 

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